こんばんは、みのりです。
夏休みは大部分実家に帰っていた為、
すっかりブログを書くのが久しぶりになってしまいました。
7月にスッキリの不妊治療特集を見て、
もっと不妊治療をしていた事を周りに話せば良かったという感想を持ちました。
なので今日は、5年ほど前の話になりますが、ブログに残しておこうと思います。
我が家の妊活の開始と治療を始めた経緯
子どもが好きで、人生でしたい事は「子育て」と、
結婚する前から夫に言っていた私。
2012年に結婚、1年ほどは新婚生活を楽しみたいという夫の意見も聞いて、
妊活はしないで過ごしていました。
結婚してから約1年が経ち、2013年の春から妊活を開始しました。
初めは自己流だったのですが、生理が始まってからと言うもの、
ずっと生理不順(3〜4ヶ月に一度)だった事もあり、
検査も兼ねて2013年の夏頃に近所の産婦人科に行きました。
すると、私が多嚢胞性卵巣症候群だという事が分かりました。
ちなみに多嚢胞性卵巣症候群とは、このような疾患です。
簡単に言うと、
女性なのに男性ホルモンが多く分泌される事による排卵障害です。
これを「病気」と仰っている方もいますが、
私が通っている病院では「体質」だと言われました。
体質、と言われてしまうとどう努力していいのやら…と困惑しました。
漢方による治療もしている病院だったので、
漢方を使って改善できないか先生に聞いてみると、
「体質」だから使っても関係ないねと言われました^^;
夫も検査してもらい、夫の方は問題がなさそうということで、
まずは排卵を起こす薬を服用してタイミング療法を試すことになりました。
タイミング療法(クロミッド服用)
2013年秋〜2014年春
フーナーテストをしたところ、結果は不良。
頸管粘液が少ないことが分かりました。
初めての時は、たまたま悪かったのかもとの事で、
その後2回タイミング→フーナーテストを試すも、
全て頸管粘液が少ないことが原因のフーナーテスト不良でした。
頚管粘液が少ない人には、人工授精もいいかもしれないね、と先生からの提案がありました。
人工授精に進む時期を夫婦で相談し、
2014年4月以降にステップアップしてみようと決めました。
当時の私は事務職の正社員として働いていました。
年度末は繁忙期で、頻繁な通院が難しかった為、3月は治療をお休み。
薬も全くもらわず、様子を見ることにしました。
「自主タイミングを取っていいよ。これでできたらラッキーだね。」と
治療を休む前に先生に言われました。
2014年4月、妊娠判明
4月に入って時間ができたので病院に行くと、丁度もうすぐ排卵しそうとのこと。
自主タイミングが取れたら、タイミングを取ってから2週間以上が経っても生理が来なかったら病院に来てね、と主治医に言われた私。
生理が来なかったので、病院で検査してもらうと妊娠している事が分かりました。
治療を休んだタイミングで妊娠するってよく聞くけれど、
本当にあるんだねと夫と話していました。
2014年5月、稽留流産
妊娠6週の検診で、心拍が確認できるほど胎児が大きくなっていないねと言われました。
成長が止まってしまっている、と。
3日後に受診してもやはり大きさは変わらず・・・。
稽留流産と診断されました。
何が起こるか分からない、と考えてはいたのですが、やはりショックでした。
私の周りは順調に妊娠・出産していくのに何故それができないのだろう・・・。
私があれをしたのがいけなかったかな・・・。
などと後ろ向きに考えてしまう日もありました。
でも、夫に「この子は不妊に悩むみのりに、妊娠できるって教えてくれたんだよ」と言われ、
諦めずに頑張ろうと前を向けました。
そのお陰で、悲しいだけではなく、お腹に宿ってくれた子に感謝できました。
夫にも本当に感謝した出来事でした。
できれば自然に降りてくるのを待ちたかったのですが、
2週間待っても出てこなければ、手術をしたほうが良いと先生に言われたので、
手術をすることにしました。
2014年6月、手術をする
手術をして、お腹の子を出してもらってきました。
胎児の姿も確認できないまま成長が止まってしまっていたので、
出てきたのは血の塊だけだったそうです。
先生に「血の塊」と言われた時は何だか悲しかったです。
我が子は、塊・・・と。
先生はそんなつもりはなくて何気なく言った言葉だったのでしょうが、
手術直後の私にはとても重くのしかかって来ました。
もちろん性別も分からず「出てきたものはそのまま処理しておきます」と言われ、
力なく「はい」と答えて帰ってきました。
「血の塊」かぁと、たまに思い出して落ち込むこともあったのですが、
前の職場の先輩にこの時の話をした時の返答に救われました。
「みのりの赤ちゃんは血の塊なんかじゃないよ。魂だよ。きっと帰って来てくれる。」
それを信じて頑張ろう、そう思えました^^
治療は一度生理を迎えたらできる、ということで、7月に再び通院を再開しました。
流産後の治療は、次回に続きます。
長くなってしまったので、次回に続きたいと思います。
読んでくださった方がいたらありがとうございました!
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